岐阜市に不登校特例校 開校 不登校経験の生徒40人が転入・入学

不登校の生徒の特性に合わせたカリキュラムが組める不登校特例校が7日、岐阜市に開校し、不登校を経験した生徒40人が転入・入学しました。

公立では、東海3県で初めてとなる不登校特例校、岐阜市立草潤中学校には不登校を経験した1年生から3年生までの合わせて40人が転入、または入学しました。

7日は、体育館で開校や入学を祝う式典が開かれ、井上博詞校長が「教職員が全力で“ありのままの君”を受け入れる新たな形を追い求めていく」とあいさつしたあと、教職員23人を紹介しました。

続いて、転入した3年生の女子生徒が「今までは『自分が否定されるのではないか』という思いから自分の意見を言えなかった。草潤中では意見をはっきりと言えるようになりたい」と述べました。

草潤中学校は「学校らしくない学校」をコンセプトに、毎日の登校を前提とせずほとんどの授業をオンラインでも受けられるなど、一人一人に合わせたカリキュラムを組むことができます。

岐阜市教育委員会は、草潤中を不登校支援の中核に位置づけ、そのノウハウを市内のほかの学校でも生かしていくとしています。

転入した中学2年の女子生徒は「不登校だった自分を否定せずに受け止めてくれる学校に行きたかった。ここから新しいスタートを切りたい」と話していました。