ワクチン運ぶタクシー 注意点を確認 大分別府

高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が始まるのを前に6日、大分県別府市でワクチンの配送を請け負うタクシー会社の関係者などが、車で運ぶ際の注意点を確認しました。

大分県別府市は高齢者用の新型コロナウイルスのワクチンを接種会場に運ぶ際にタクシーを利用することにしていて、準備を進めています。

6日はワクチンの配送を請け負うタクシー会社8社の関係者と、タクシーに同乗する市の担当者が別府市保健センターに集まり、車で運ぶ際の注意点について確認しました。

ワクチンは専用の保冷バッグに入れて運ばれることになっていて、6日はバッグが過度に揺れたり、倒れたりしないような積み方の工夫についても話し合われました。

別府市タクシー協会の山口巧会長は「市民が待ち焦がれているワクチンなので、人を乗せている時と同じ気持ちで大切に取り扱いたい」と話していました。
別府市いきいき健幸部の大野高之次長は「保冷バッグをトランクに入れた際にできる隙間を、どのように埋めるかなどについて、今後も検討していきたい」と話していました。

別府市の高齢者用のワクチンは今月9日に届く予定で、接種は12日以降、順次行われるということです。