鎌倉時代「元寇」で海底に沈んだ船の遺物を展示 福岡市博物館

鎌倉時代に元が博多湾に襲来した「元寇」で海底に沈んだ船の遺物の展示が福岡市の博物館で今月から始まりました。

元寇では2度目の襲来で防塁に攻撃を阻まれた元軍が、長崎県の鷹島で体勢を立て直していたさなかに暴風雨で船が沈没し、撤退につながったとされています。

福岡市博物館では、この際に海底に沈んだ船の遺物、13点を展示しています。

このうち「てつはう」は、中に火薬や鉄片を詰め込んで爆破させる武器で、元軍が導火線に火をつけて投げつけたものです。

また、かぶとは重さが2.8キロあり、以前は先がとがっていたものが、この時代は頭の形に近い丸みを帯びているのが特徴だということです。

福岡市博物館学芸課の堀本一繁さんは「遺物を見ることで、元寇の始まりと終わりを理解するきっかけにしてほしい。遺跡の発掘は、まだ続いているので新しい遺物が見つかれば展示したい」と話していました。