大阪 送別会で市職員感染 松井市長「言語道断」全職員調査へ

3月に大阪市の職員が5人以上で会食し、新型コロナウイルスに相次いで感染したことについて、松井市長は「4人以下での会食をお願いする立場なのに言語道断だ」として、陳謝するとともに全職員を対象に調査する考えを示しました。

3月26日に、
▽大阪市の高齢施設課の職員9人が焼き肉店で送別会を開いて、このうち2人が新型コロナウイルスに感染したほか、
▽市の河川・渡船管理事務所と津守工営所の職員、合わせて5人が居酒屋で会食し、このうち3人が感染していたことがわかりました。

これについて、大阪市の松井市長は記者団に対し「4人以下でのマスク会食をお願いする立場でありながら、ルールを逸脱した会食をしたことが判明した。言語道断であり、心からおわび申し上げる」と陳謝しました。

そのうえで松井市長は「全庁をあげた調査をして、意識改革を徹底する」と述べ、大阪市のすべての職員を対象に同様の宴会や飲み会をしていないか聞き取り調査を行い、再発防止を徹底する考えを示しました。