都知事と経済再生相が会談 コロナ対応への連携を確認

大阪など3府県に「まん延防止等重点措置」が適用される中、東京都の小池知事は西村経済再生担当大臣と会談し、都内の新たな感染確認は増加が続いているとして、今後、政府と都が連携して対応していくことを確認しました。

大阪など3府県に、5日から「まん延防止等重点措置」が適用される中、東京都の小池知事は4日午後、永田町の合同庁舎で、西村経済再生担当大臣と会談しました。

会談のあと、小池知事は記者団に対し「東京の現状についての分析・報告をした。新規陽性者数の7日間平均を見ても増加状況が続いているので、今週、特に連携しながらやっていこうという意識を共有した」と述べました。

また、小池知事は「今、関西では変異ウイルスが大変拡大しているので、人の往来なども含めて注意する必要があるということを、西村大臣がさらに発信していくという話があった」と述べました。

一方、「まん延防止等重点措置」について、記者団が「『東京に適用してほしい』と西村大臣に要請したのか」と質問したのに対し、小池知事は「きょうは、現状の分析と今後、注意していくことなどの確認をした」と述べました。

西村経済再生相「さまざま、状況を確認した」

西村経済再生担当大臣は、東京都の小池知事と会談したあと記者団に「さまざま、状況を確認した」と述べました。

また、記者団が「『まん延防止等重点措置』について話をしたのか」と質問したのに対し「引き続き、連携して対応する」と述べました。