大阪府・兵庫県・宮城県 「まん延防止等重点措置」適用 初週末

新型コロナウイルスの感染の再拡大を受けて、大阪府と兵庫県、宮城県に「まん延防止等重点措置」が適用されることが決まってから初めての土曜日となり、対象の地域では、改めて対策を徹底したいといった声が聞かれました。

大阪府と兵庫県、それに宮城県には5日から「まん延防止等重点措置」が適用され、大阪市や神戸市など阪神間にある5つ市では、飲食店などへの時短要請が夜8時までに強化されます。

適用の決定から初めての土曜日となり、神戸市の繁華街では買い物を楽しむ人の姿が見られました。

20代の男性は「『重点措置』で感染が少しでも収まってほしいです。会食などを減らせば効果があると思います」と話しています。

会社員の20代の男性は「『重点措置』が出れば、夜の飲食などで気をつけたいと思います。ただ、全員が一丸となって取り組まないと効果はあまり得られないと思います」と話していました。

10代の女子大学生は「飲み会などはなくなると思いますが、仕方がないです。宣言や要請を出したり解除したり繰り返していると気持ちが緩んでくるのでしっかりと方針を決めてほしい」と話していました。

隣接する京都では

隣接する京都の観光地では春の観光シーズンを迎えていて、このうち京都市東山区の清水寺の周辺ではサクラを見ようという観光客が訪れています。

山口から訪れた夫婦は「当初は大阪に行く予定でしたが、『重点措置』が適用されると聞いて京都に変更しました。できるだけ人混みを避けて観光しています」と話していました。

大阪から訪れた20代の男性は「混雑しているところは歩かないようにしています。地元の大阪では措置が適用される5日から気をつけて生活しようと思います」と話していました。