時短要請への協力状況 仙台市の繁華街で調査 宮城県と仙台市

宮城県内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、宮城県などは31日夜、仙台市の飲食店などを対象にした営業時間の短縮要請への協力の状況を確認するため繁華街で調査を行いました。

宮城県と仙台市は、先月25日から仙台市内全域の酒類を提供する飲食店を対象に営業時間を午後9時までに短縮するよう要請しています。

31日夜は午後9時から宮城県と仙台市の職員が中心部の繁華街で要請に協力している店がどの程度あるのか調査を行い、店に客がいるか営業を終えているかを確認していました。
要請に応じているバーの支配人、戸村嘉宏さんは「売り上げなど営業状況は厳しくなるが感染を食い止めることが最優先だと思うので協力していきたい」と話していました。

宮城県内では31日、1日の感染確認が200人と過去最多を更新するなど感染が拡大しています。
調査を行った宮城県環境政策課の梶原光弘総括課長補佐は「これまでも時短要請は行ってきたが、今回もかなりの店に協力いただいている。感染を拡大させないためにも引き続き呼びかけを続けていきたい」と話していました。