ボーイング777型機がレストランに 優雅に機内食を堪能 全日空

空の旅の魅力を知ってもらおうと、羽田空港では新型コロナウイルスの影響で使われていない国際線の旅客機で、ファーストクラスやビジネスクラスの機内食を楽しむレストランがオープンしました。

新型コロナウイルスの影響で旅客機の利用が大幅に減る中、航空各社は、空から地元を見る遊覧飛行など各地でさまざまなイベントを開いています。
このうち全日空では、国際線の空の旅の魅力を知ってもらおうとヨーロッパと行き来するボーイング777型機を使ったレストランがオープンし、メディア向けの体験会も開かれました。

レストランは、ファーストクラスとビジネスクラスに設けられ、隣や前の席と十分に距離があり、ゆったりとしたシートで感染対策もとられています。
料理は、和食と洋食のコースがあり、このうち洋食はメインの肉料理がワインを使ったソースがかかった分厚い牛フィレ肉の料理で、やわらかくコクがあり、優雅な旅の気分を味わうことができます。

レストランは、来月も11日間オープンする予定で、ANAマーケティング室の山本卓史さんは、「なかなかお客様に乗ってもらえない状況が続くので、このイベントを通してお客様に空の旅の気分を楽しんでもらえたらと思います」と話していました。