中国電力とJFEスチール 火力発電所建設計画の中止方針固める

中国電力と鉄鋼大手のJFEスチールは、千葉市に共同で天然ガスを燃料とする火力発電所を建設する計画でしたが、十分な採算が見込めないとして中止する方針を固めました。

中国電力とJFEスチールは千葉市中央区にある製鉄所の構内に、天然ガスを燃料とする火力発電所を建設する計画でした。

しかし、関係者によりますと、両社はこのほど計画を中止し、発電所の建設に向けて共同で設立した会社も解散する方針を固め、近く正式に決定する見通しです。

今回の中止について、両社は十分な採算が見込めないとしていて、背景に天然ガスが石炭よりも調達コストが高くなることなどがあるとみられています。

この発電所はもともとは石炭を燃料にする予定でした。

しかし、4年前に当時の山本環境大臣が温室効果ガスの削減目標の達成に支障を及ぼしかねないとして、計画の見直しを含めた対策を促す意見書を経済産業省に提出し、その後、天然ガスを燃料にすることが検討されていました。