山本厚労副大臣 高齢者接種開始を前に知事会と連携確認

高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種が来月始まるのを前に、山本厚生労働副大臣と全国知事会の飯泉会長は、接種を円滑に進めるため連携して対応することを確認しました。

来月12日から高齢者への接種が始まるのを前に、山本厚生労働副大臣は29日、全国知事会の飯泉会長とオンラインで会談しました。

この中で、山本副大臣は「大規模な接種となるため、入念な準備など自治体との協力が不可欠だ。万全の体制が確保できるよう国としても全力で支援したい」と述べました。
これに対し、飯泉会長は「国民の不安を解消し大きな希望を具現化できるよう協力してほしい」と述べ、円滑に進めるため連携して対応することを確認しました。

また、飯泉会長は副反応に関する情報を分かりやすく提供することや、接種が滞らないようワクチンの輸送も地域の実情に合わせて柔軟に行うよう要望しました。

一方、感染が拡大している宮城県の医療提供体制を確保するため、山本副大臣は全国からの看護師の派遣に協力を求めました。