電気自動車と燃料電池車 「御苑」などでの駐車を無料に 環境省

走行中に二酸化炭素を排出しない車の普及につなげようと、環境省は、東京の新宿御苑や京都御苑、それに一部の国立公園の駐車場で、4月以降、電気自動車と燃料電池車の駐車料金を無料にすることを決めました。

電気自動車と燃料電池車の駐車料金が無料になるのは、新宿御苑と京都御苑、それに全国の国立公園のうち、北海道の摩周湖や鳥取砂丘などにある、合わせて16か所の駐車場です。

無料化は4月1日以降、順次始まり、対象になる駐車場のうち、国立公園にあるものは、終日、無料になります。

一方、新宿御苑と京都御苑については、街の中心部にあることを踏まえ、無料にする時間を、新宿御苑は2時間まで、京都御苑は3時間までに限定するということです。

「脱炭素社会」の実現に向けて、政府は走行中に二酸化炭素を排出しない車の普及を進めていますが、国内での電気自動車と燃料電池車の販売台数は、ドイツや中国など比べて大幅に少なくなっています。

環境省は、再生可能エネルギーによる電力で充電できる環境があることを条件に、電気自動車を購入する際の補助金を従来の2倍に引き上げた新たな補助制度もスタートさせていて、さまざまな施策によって、こうした車の普及を促し、「脱炭素社会」の実現につなげたい考えです。