中国「民主や人権 自慢する資格はない」 バイデン大統領を批判

アメリカのバイデン大統領が就任後、初めての記者会見で中国との関係について「民主主義と専制主義の闘いだ」と位置づけたうえで、中国との競争を制することに力を注ぐと強調したのに対し、中国外務省の報道官は、アメリカに対抗する気はないとする一方「民主や人権に関して自慢する資格はない」と批判しました。

これは、中国外務省の華春瑩報道官が26日の記者会見で述べたものです。

この中で華報道官は「アメリカは中国と向き合い、衝突せず、対抗せず、相互に尊重、協力をする原則に基づいて両国関係を処理し、健全で安定した発展の軌道に戻ることを望む」と述べ、アメリカに対抗する気はないという考えを示しました。

一方で、華報道官は「50万人以上が新型コロナウイルスで死亡し、年間4万人以上が銃による事件で死亡し、意味も証拠もないねつ造をして他の主権国家に対して打撃を与えている国に、民主や人権のともし火などと、自慢する資格はない」と述べ、アメリカを非難しました。

また、26日の記者会見では事前にスクリーンが用意され、アメリカ政府の元高官が3年前に「ウイグルの人たちによって中国を内部から破壊できる」などと発言した講演の映像を流し、アメリカのねらいは中国の安定を破壊することだなどと非難する異例の一幕もありました。