愛媛県 花見の注意事項示す “松山市では着座しての飲食禁止”

愛媛県では各地のサクラの名所が見頃を迎えていますが、県は、花見での感染を防ぐため、松山市では座って飲食しないよう呼びかけています。

26日の愛媛県内は穏やかに晴れて気温が上がり、松山市のサクラも近く満開が予想されるほか、日本気象協会によりますと、内子町の石畳東のシダレザクラや西条市の西山興隆寺などはいずれも満開となり、見頃を迎えています。

一方で、新型コロナウイルスの感染が急速に広がっていることを受けて、愛媛県は25日、「感染拡大を防ぐための協力依頼」として花見の注意事項を示しました。

それによりますと、松山市では「シートを敷く、もしくはベンチに座るなど『着座しての飲食禁止』」を求めたほか、松山市以外では「大人数や長時間を避けて、日頃会っている人と行うこと」などを呼びかけています。

中村知事は25日の会見で「皆さんには心苦しいかぎりだが、現在の感染状況を踏まえてぜひご理解をいただきたい」と協力を求めました。