「若大将」加山雄三さんの声AIで合成し町なかに 神奈川 茅ヶ崎

神奈川県茅ヶ崎市では、地元出身の歌手、加山雄三さんの協力のもと、市役所や市立病院、それにスーパーの館内放送など町なかに流れる声を加山さんの合成音声にするプロジェクトが始まることになりました。

これは、地元の商工会議所や商店街が、子どもの頃からおよそ30年間茅ヶ崎市に住み、83歳の今も「若大将」として親しまれている加山雄三さんと一緒に企画したものです。
加山さんが実際に文章を読んで、声をAI=人工知能に学習させたということで、伝えたい内容をデータで入力すると加山さんと同じ声で読むことができます。

今月中旬には、茅ヶ崎市役所や市内の温泉施設で合成音声のテストが行われ、「本日はノー残業デーです」などと加山さんの声で放送が流れると、参加者は予想以上のできに驚いた様子でした。

プロジェクトは来月5日から、市役所や市立病院、地元のスーパーや温泉施設など合わせて12か所で始まり、館内放送などで加山さんの声を聞くことができるということです。

茅ヶ崎商工会議所青年部の石井政輝副会長(35)は、「加山さんは地元の太陽みたいな存在です。こんなところで加山さんと出会えるのかという意外性を感じてもらって、茅ヶ崎に親しみを持ってもらえたらと思います」と話していました。