大阪 新型コロナ 2人死亡 183人感染確認 宣言解除後最多に

大阪府は23日、府内で新たに183人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
1日当たりの感染者が180人以上となったのは、大阪に2回目の緊急事態宣言が出されていた2月6日以来で、宣言が解除されてからは最も多くなっています。
これで、府内で感染が確認された人は4万9420人となりました。
また、80代の女性2人の死亡が確認され、府内で亡くなった人は1169人となりました。

新規感染者数 宣言解除後に増加傾向

大阪府の新規感染者数は緊急事態宣言の解除後、3月初旬から増加傾向に転じています。

大阪府内の新規感染者の増減の傾向を見やすいように、感染者を直近の7日間で平均した数字でみていきます。

緊急事態宣言が出されていた先月は、1日が310人と最も多く、その後、減少の傾向が続き、70人台まで減りました。

先月28日に大阪で緊急事態宣言が解除された2日後の今月2日には69人と最も少なくなりました。

しかし、そこから7日間平均の感染者数は増加傾向に転じて、今月17日には100人を上回り、23日は137人となって緊急事態宣言の解除後、最も多くなっています。