菅首相 公明党の山口代表と会談 感染再拡大防止で連携確認

緊急事態宣言の解除を受けて、菅総理大臣と公明党の山口代表が会談し、感染の再拡大を防ぐため、政府・与党で連携して飲食の感染防止などの総合的な対策に取り組んでいくことを確認しました。

菅総理大臣と公明党の山口代表の会談は23日午後、総理大臣官邸で緊急事態宣言の解除を受けて、およそ4か月ぶりに昼食をとりながら1時間ほど行われました。

会談では新型コロナウイルスの感染の再拡大を防ぐため、飲食の感染防止や、変異株への対応など、5本柱からなる総合的な対策について、政府・与党で連携して、取り組んでいくことを確認しました。

また、ワクチン接種を予定どおり進めるため、体制整備に全力をあげることで一致しました。

さらに、菅総理大臣は、来月前半のアメリカ訪問について「ぜひ成功させたい。日米同盟の基礎をしっかり固めていきたい」と決意を伝えました。

会談のあと山口代表は、衆議院の解散・総選挙の時期については話題に上らなかったとしたうえで「当面の最重要の政治課題は新型コロナ対策をしっかりやっていくことだ。リバウンドを回避し、東京オリンピック・パラリンピックのような主要行事に向けて環境を整え、実行していくことが大事だ」と述べました。