東京ドーム 新型コロナ対策で自動ゲートなど導入へ

新型コロナウイルス感染防止の対策としてプロ野球・巨人などは、電子チケットを使った自動ゲートの導入をはじめとした最新のデジタル技術の活用を本拠地の東京ドームで進めることになりました。

巨人などは今月26日のシーズン開幕を前に新型コロナウイルス感染防止の対策として観客に安心して本拠地の東京ドームに訪れてもらおうと最新のデジタル技術を活用することになりました。

20日、その様子が報道各社に公開され、入場口には係員との接触を減らすため紙のチケットのバーコードと電子チケットのQRコードを読み取る自動ゲートを設けました。

また球場内の売店では行列による密集を避けようとスマートフォンなどで事前に商品を注文して決済までできるサービスが一部の店舗で導入されました。

このほかトイレや手洗い場の混雑解消のため女性用を大幅に増やしました。

さらに今月上旬から顔認証の技術を使った入場や商品購入の決済について順次、実証実験を始めていて、巨人の今村司社長は「去年7月に東京ドームを世界一清潔で安全で快適なスタジアムにしようと宣言し、具現化する意味で今回のプロジェクトが開始された。未来はこういう形になると体験してほしい」と話しています。