東京五輪・パラ 海外の観客受け入れ可否の結論 きょう5者会談

東京オリンピック・パラリンピックに海外からの観客を受け入れるかどうかを話し合う大会組織委員会と政府や東京都、それにIOC、IPCの5者による2回目の会談が20日開かれます。
この中では海外からの観客受け入れを見送る方針が示され、受け入れ可否の結論が出される見通しです。

IOC=国際オリンピック委員会とIPC=国際パラリンピック委員会、それに組織委員会と東京都、そして政府の代表による会談は今月(3月)3日に開催され、この中で海外からの観客受け入れについては今月中に結論を出すことで合意しました。

2回目となる20日の会談は、日本時間の午後6時に始まり、組織委員会の橋本会長と丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣が出席するほか、東京都の小池知事とIOCのバッハ会長、それにIPCのパーソンズ会長はオンラインで参加する予定です。

海外からの観客をめぐっては、変異したウイルスによる影響が予測できないことや、国内外の感染状況などを踏まえて、受け入れは困難だという見方が強まっていて、20日の会談では、海外からの観客受け入れを見送る方針が示され、受け入れの可否について結論が出される見通しです。

さらにチケットの払い戻しなどについても協議されるものとみられます。