“病床”は改善 “感染”は増加も コロナ 1都3県1週間の推移は

緊急事態宣言の期限が今月21日となっている首都圏の1都3県の状況が、ここ1週間でどう変化したのか。病床のひっ迫具合は改善傾向にある一方で、新規感染者数が東京と埼玉で増加しています。

「病床全体の使用率」いずれも減少

内閣官房が公表しているデータによりますと、今月14日の時点とその1週間前の今月7日の値を比較すると「病床全体の使用率」はいずれも減少しました。

▽東京は28%から25%に
▽埼玉は41%から39%に
▽千葉は46%から41%に
▽神奈川は27%から25%に、それぞれ改善しました。

「新規感染者数の比較」東京と埼玉で増加

一方、「直近1週間と前の週の新規感染者数の比較」では、
▽東京が0.92倍から1.10倍に
▽埼玉が1.03倍から1.19倍に、それぞれ増加しています。

▽千葉は1.03倍から0.86倍、
▽神奈川は0.95倍から0.93倍と、前の週より減少しました。

「PCR検査などの陽性率」東京 埼玉 千葉で増加

また「直近1週間のPCR検査などの陽性率」では、
▽東京は3.3%から3.5%に
▽埼玉は3.0%から3.3%に
▽千葉は5.0%から5.2%にそれぞれ増加しました。

▽神奈川は4.1%から4.0%に減少しています。

1都3県 14日時点の「6つの指標」