千葉県 変異ウイルス 1人感染確認 県内で2例目 新型コロナ

千葉県は10日、海外で感染が広がっている変異した新型コロナウイルスに県内の男性1人が感染していたことが確認されたと発表しました。県内で変異ウイルスへの感染が確認されたのは2例目で、今後、国立感染症研究所でゲノム解析を行うことにしています。

千葉県によりますと、変異ウイルスへの感染が確認されたのは県内に住む50代の男性で、2月下旬、せきなどの症状が出たことから医療機関を受診し、新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。

その後、検査を行った民間の会社が国の委託を受けて詳しく調べたところ、男性が感染したのが海外で感染が広がっている変異したウイルスだと判明したということです。県内で変異したウイルスへの感染が確認されたのは今回が2例目です。

男性に海外への渡航歴はなく、これまでのところ感染経路は分かっていないということで、男性は現在、病院に入院しているということです。

国立感染症研究所でのゲノム解析については今後、行うということです。