公明 山口代表「困窮者に絞った追加支援策を」 宣言延長受け

首都圏の1都3県に出されている緊急事態宣言が延長されたことを受けて、公明党の山口代表は、生活に困っている人に対象を絞って追加の支援策を実施すべきだという考えを示しました。

公明党の山口代表は、東京都内で行った講演で、緊急事態宣言の延長を受けた追加の支援策について「全国民への一律給付はスピード感はあるものの、有効に使われるかどうかは、去年の教訓を生かすべきだ」と指摘し、一律給付を再び行うことには、慎重な姿勢を示しました。

そのうえで「いちばん困っている人、大きく収入が減った人にどう支援が届くかということを考えることが大事だ」と述べ、生活に困っている人に対象を絞って、支援策を実施すべきだという考えを示しました。

また「Go Toトラベル」について「緊急事態宣言が解除されたからといって、すぐに再開することはない。よく因果関係も見定めながら、今後の対応を決めていくべきだ」と述べました。