イチローさん キャンプで急きょ紅白戦出場 エース左腕と対戦

大リーグ、マリナーズのインストラクターを務めるイチローさんが7日、背番号「51」のユニフォーム姿でキャンプの紅白戦に参加し、現役時代さながらの軽快な動きを披露しました。

47歳のイチローさんは、おととし現役を引退したあと、球団のインストラクターを務めていて、アリゾナ州で行われているマリナーズのキャンプで練習のサポートを続けています。

イチローさんは7日、このキャンプで初めて背番号「51」のユニフォーム姿で練習に現れ、若手選手とキャッチボールをしたあと、バッティング練習のピッチャーを務めました。

ことしのキャンプは新型コロナウイルスの影響で、参加選手の数が制限されていて、7日はマリナーズがビジターでオープン戦があったため、キャンプ地で行われた紅白戦にイチローさんが急きょ出場することになり、エース左腕で開幕投手に決まっているマルコ・ゴンザレス投手と対戦しました。

イチローさんは現役時代と同じルーティーンで打席に入り、ゴンザレス投手の4球目を打ちましたが、レフトへのファールフライに倒れ、悔しそうな表情でベンチに引き上げると、サービス監督に笑顔で肩を抱かれていました。

イチローさんは打席に立った時以外はライトを守って軽快な動きを披露し、センターには同じく球団OBのマイク・キャメロンさんが入って、マリナーズが地区優勝した2001年に外野でゴールドグラブ賞を獲得した2人が顔をそろえていました。

イチローさんは「朝、来たら突然言われて想定外だった」と振り返り、打席については「そりゃ負けたくない気持ちになる。本能ですから」と話していました。

サービス監督は「レジェンドたちがよくやってくれた。とてもすばらしい。ただ、バットスピードはさすがに昔とは違ったね」と笑顔で話していました。