テコンドー全日本選手権 五輪代表内定の鈴木が実戦感覚養う

テコンドーの全日本選手権が開かれ東京オリンピックの代表に内定している鈴木リカルド選手が、およそ1年ぶりの試合に外国選手対策の一環として階級を上げて出場し、実戦感覚を養いました。

東京の駒沢体育館で行われた大会は新型コロナウイルス対策の一環として無観客で行われ、会場にはヘッドギアや防具を消毒する専用のコーナーが設けられたほか選手にはフェースシールドの着用が義務づけられました。

東京オリンピックの代表に内定している選手では、鈴木リカルド選手がただ1人出場しました。

去年の代表選考会以来、およそ1年ぶりの試合となった鈴木選手は、パワーのある外国選手対策として本来の68キロ級ではなく1つ上の74キロ級に臨みました。

鈴木選手は、決勝で代表内定を争った濱田康弘選手と対戦し力強い上段蹴りを決めるなどして一時、リードしましたが、終了間際に連続で中段蹴りを決められて逆転され15対17で敗れました。

鈴木選手は「1つ上の階級はやはりこれまでの階級とは違った。でも新しい感覚もつかめたと思う。オリンピックに向けて力負けしない体を作り攻めのパターンも増やしたい」と意気込みを話しました。

7日はパラテコンドーも行われ男子75キロ級で代表に内定している工藤俊介選手が75キロを超えるクラスとの合同級で、長身を生かした攻撃で主導権を握り22対13で優勝しました。

工藤選手は「フェースシールドを着けると視界が狭くなった部分があったが、自分の力を試せるいい機会だった。東京大会が開催されるのであれば、金メダルというゴールに向けてしっかり準備したい」と決意を話していました。