女子ゴルフ 国内ツアー初戦 小祝さくらが逆転優勝で通算3勝目

女子ゴルフの国内ツアー、ことしの初戦は沖縄県で最終ラウンドが行われ、3位から出た「黄金世代」の1人、小祝さくら選手がスコアを4つ伸ばし通算14アンダーで逆転優勝しツアー通算3勝目をあげました。

沖縄県南城市で開かれた女子ゴルフ国内ツアー、ことしの初戦は雨が降る悪天候の中で最終ラウンドが行われました。

通算10アンダーの3位から出た小祝選手は渋野日向子選手らと同じ1998年度生まれの「黄金世代」の1人で、前半をイーブンパーでしのぐと、後半は持ち味のショットでスコアを伸ばしました。

14番のパー4でこの日4つ目のバーディーを奪い同じ最終組の森田遥選手と並んで通算13アンダーでトップに立ち、最終18番に臨みました。

18番パー5ではパーでスコアを伸ばせなかった森田選手に対し、小祝選手はバーディーで締め、通算14アンダーでツアー通算3勝目をあげました。

1打差の2位は通算13アンダーの森田選手で、3位はスコアを2つ伸ばして通算12アンダーとした田辺ひかり選手が入りました。

3日目まで首位を守ってきた19歳の西郷真央選手は、終盤の連続ボギーでスコアを落とし、通算11アンダーで上田桃子選手とともに4位に終わりました。

地元の沖縄県勢は、新垣比菜選手と川満陽香理選手が通算7アンダーで10位に入りました。

渋野選手は通算5アンダーで13位でした。

小祝「目標の複数回優勝に向けてまず1歩」

逆転でツアー通算3勝目をあげた小祝さくら選手は「後半14番のロングパットが入ったあとにいけそうだなと思い優勝がちらついた。優勝できてうれしいですが、正直、まだ実感がわかないです」と、はにかんだ笑顔で答えました。

7日の最終ラウンドについては「スタートから気合いが入っていたが、1番のボギーで自信がなくなってしまった。それでも後半は立て直すことができて、よいプレーができた。雨の影響でほかの選手たちがスコアを伸ばせなかったことも優勝につながったと思う」と振り返りました。

そのうえで「優勝の副賞で船がもらえるので、釣りが好きな親にプレゼントしたい。ことしの目標である複数回優勝に向けてまず1歩という感じなので、来週からは新たな気持ちでまた切り替えます」と話していました。

森田「最後のパットがもう少しという感じ」

首位に1打及ばず2位に終わった森田遥選手は「悔しいです。最終ホールは小祝選手がバーディーをとると思い、自分もバーディーを目標に臨みましたが、最後のパットがもう少しという感じでした」と勝負どころで外したパットを振り返りました。

そのうえで「きょうはダブルボギーのピンチもあったが、切り抜けられたので、そこは評価したい。2位という順位を見て、これまでやってきたことは間違っていないと思えたし、自信もついたので、次の大会に向けて冷静にいきたい」と話していました。

西郷「この経験を次につなげないと」

3日目まで首位を守りながら最終ラウンドの終盤でスコアを落として4位に終わった19歳の西郷真央選手は「天候が雨だったので前半は確実にパーセーブができるようにと考え、それはできました。ことしの初戦で優勝争いができたことはよかったし、この経験を次につなげないと意味がない。また気持ちを切り替えて楽しんでゴルフをしたいです」と少し悔しそうな表情で話していました。