スピードスケート男子500m 村上右磨が国内最高記録更新

青森県八戸市で行われているスピードスケートの大会の男子500メートルで、村上右磨選手が、自身が持つ国内最高記録を更新するタイムで同じ組で滑った日本記録保持者の新濱立也選手を破り優勝しました。

6日、青森県八戸市で開幕したスピードスケートの長根ファイナル競技会は例年、地元の小学生や社会人が出場する地方大会ですが、ことしは、新型コロナウイルスの影響で国際大会に参加できない国内のトップ選手が実戦の場を求めて、今シーズンの最終戦として出場しています。

このうち、男子500メートルでは、今シーズン好調の村上選手と、この種目の日本記録保持者の新濱選手が同じ最終組で直接対決しました。

レースは、村上選手が最初の100メートルで持ち味のスタートダッシュに成功し、9秒45をマークし新濱選手をリードすると、その後もスピードに乗って自身が持つ国内最高記録を0秒03更新する34秒44でフィニッシュし優勝しました。

新濱選手はカーブワークでミスがありスピードに乗り切れず、34秒51で2位でした。

このほか、女子500メートルでは、この種目のピョンチャンオリンピック金メダリストの小平奈緒選手が37秒68で優勝しました。

村上選手「最高記録、うれしかった」

男子500メートルで国内最高記録を更新し、優勝を果たした村上右磨選手は、「年明けから、悔しいレースが多くて、思いどおりにいかないものばかりだったので、久しぶりに頑張ることができた。国内最高記録なので、うれしかった」と手応えを感じていました。

同走の新濱立也選手については「新濱選手のようなタイムを出せる選手と、国内大会で一緒に滑ることで国際大会でしか味わえない緊張感を感じながらレースができたので貴重だった」と話していました。

そして、今シーズンについては「モチベーションを保つのが難しいシーズンだったが、課題と向き合って、レベルアップできた」としたうえで、「来シーズンに向けて、そして、来年の北京オリンピックに向けて準備を進めていきたい」と意気込みを示しました。

新濱選手「今回は負けてよかった」

男子500メートルで2位だった新濱立也選手は「村上選手に引っ張られる形だったがシーズン最後のレースとしてはいいレースができた。悔しい思いをした分、これから自分の体と向き合ってトレーニングを積めるので、今回は負けてよかったと思う」と振り返っていました。

小平選手「いい方向に向かっている」

女子500メートルで優勝した小平奈緒選手は「まずまずのタイムだった。前に進んでいる感覚も芽生えてきているので、取り組んでいる滑りの修正がいい方向に向かっていると思う」と話していました。