5日の人出 1都3県の主な地点 先月平均より増加

緊急事態宣言の延長が決まった首都圏の1都3県の5日の人出を分析したところ、主な地点では、いずれも先月の平均より増加していました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop(アグープ)」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、緊急事態宣言が出ている東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の人の数を分析しました。

分析した時間は▽日中が午前6時から午後6時まで、▽夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

その結果、宣言の延長が決まった5日の主な地点の人出は、いずれも先月の平日の平均より増加していました。

日中は、▽千葉駅付近で28%、▽大宮駅付近で20%増えたほか、▽渋谷スクランブル交差点付近で8%、▽東京駅付近で7%、▽横浜駅付近で5%それぞれ増加しました。

また、夜間は、▽大宮駅付近で55%の増加となったほか、▽千葉駅付近で34%、▽渋谷スクランブル交差点付近で22%▽東京駅付近で17%、▽横浜駅付近で13%それぞれ増加しました。