世界選手権 スキージャンプ男子個人ラージヒル 佐藤幸椰が7位

ノルディックスキーの世界選手権、ジャンプ男子個人ラージヒルは、佐藤幸椰選手が日本勢トップの7位でした。

ドイツで開催されているノルディックスキーの世界選手権は5日、ジャンプ男子の個人ラージヒルがヒルサイズ137メートルで行われました。

予選を通過した50人で争われ、日本勢は今シーズンのワールドカップで2勝を挙げ、日本選手の最多勝利記録を更新した小林陵侑選手や個人ノーマルヒル16位の佐藤幸椰選手など4人が出場しました。

降りしきる雪の中、視界が悪い厳しいコンディションで行われましたが、佐藤幸椰選手は1回目にタイミングが遅れながらもこれ以上飛ぶと危険とされる「ヒルサイズ」に迫る134メートルをマークし4位につけました。

一方、このあとに飛んだエースの小林選手は、着地でバランスを崩して激しく転倒し、上位30人で行われる2回目に進めませんでした。

佐藤選手は風向きが目まぐるしく変わる中、2回目に臨み130メートル50で1回目より飛距離を伸ばすことが出来ず合計ポイント256.7で7位でした。

このほか日本勢は、予選で5位だった佐藤慧一選手が13位、小林選手の兄の潤志郎選手は2回目に進めませんでした。

優勝は、オーストリアのシュテファン・クラフト選手でした。

一方、今シーズンワールドカップで11勝を挙げ、優勝候補とされていたノルウェーのハルボールエグネル・グランネルート選手は、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定され出場しませんでした。

佐藤「団体ラージヒルではメダル獲得に貢献したい」

個人ラージヒルで7位だった佐藤幸椰選手は「1回目は視界不良で飛び出しの位置が確認できずミスしてしまったが、他の選手に比べれば一番いい条件で滑れた。悔しいがここまでの過程を考えればそれなりに納得をしないといけないのかなという印象だ」と振り返りました。

6日に行われる団体ラージヒルに向けては「日本チームで一番いい準備をして期待に応えたい。個人的には世界のトップ選手に太刀打ちできる状態ではないがこの舞台でメダル獲得に貢献したい」と話していました。

一方、1回目の着地でバランスを崩して転倒した小林陵侑選手は「雪が降る中、難しい着地で直前の判断だった。けがはありません」と話していました。