北海道 帯広 東京パラ チェコ選手団の事前合宿受け入れ断念

北海道帯広市は、東京パラリンピックの事前合宿を誘致していたチェコの選手団について、新型コロナウイルスの感染防止の態勢を整えるのが困難だとして、受け入れを断念したことがわかりました。

帯広市は、東京パラリンピックに出場するチェコとアルゼンチンの選手団の事前合宿を誘致していて、このうちチェコからは卓球やボッチャなど8つの競技に出場する選手やスタッフ、およそ60人の受け入れに向け調整を進めていました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、帯広市は施設の消毒など感染防止への態勢を整えるのが困難なことや、医療体制への影響も考慮して選手団の受け入れを断念したということです。

一方、アルゼンチンの選手団については、競技が競泳のみで、人数が20人ほどと少ないことから、予定どおり受け入れることにしています。

北海道によりますと、東京オリンピック・パラリンピックで海外選手の事前合宿の受け入れを断念するのは、道内の自治体では帯広市が初めてだということです。

帯広市教育委員会の※葛西克也参事は「受け入れ国は減ったが、選手を受け入れることに変わりはないので準備を怠りなく進めていきたい」と話していました。

海外選手の事前合宿の受け入れをめぐっては、感染防止対策などを理由に島根県奥出雲町や、宮城県栗原市など、受け入れを断念する動きが全国で相次いでいます。

※葛は「日」の下に「匂」