みずほ銀行 システム障害原因究明へ デジタル通帳移行作業中断

みずほ銀行は、先月末に起きたATMの大規模なシステム障害の原因究明を優先するため、紙の通帳からスマートフォンなどで取り引き履歴を確認できるデジタル通帳に移行する作業を中断することにしました。デジタル通帳は、ことしから始めたばかりのサービスで、早くも計画の見直しを余儀なくされた形です。

みずほ銀行のATMが全国各地で一時利用できなくなった先月28日のシステム障害は、定期預金の口座を紙の通帳からデジタル通帳に切り替える作業などに伴い、システムに過大な負荷がかかったことが原因でした。

デジタル通帳は、スマートフォンなどを使って紙の通帳よりも長期間の取り引き履歴を確認できるサービスです。

みずほは、このサービスをことし1月に導入したあと、紙の通帳の利用が1年以上ない口座を順次、デジタル通帳に切り替える作業を進めていましたが、今回のシステム障害を受けて作業を中断することにしました。

原因の究明と再発防止策の徹底を優先させるとしていて、作業をいつ再開できるかのめどは立っていないということです。

みずほにとってデジタル通帳は、コスト削減を通じて収益力の強化を図る重要な取り組みの1つでしたが、出だしからつまずき、早くも計画の見直しを余儀なくされた形となりました。