英ジョンソン首相「深夜のチーズをやめた」肥満防止訴え

肥満が社会問題になっているイギリスで、ジョンソン首相が「深夜のチーズをやめた」と食生活の改善ぶりなどをアピールし、国民に肥満への対策を訴えました。

イギリスでは肥満が大きな問題となっていて、政府は4日、国民が減量するためのアドバイスや支援を行う、日本円で150億円規模の新たな計画を発表しました。

これに合わせてジョンソン首相は、みずからのツイッターに室内を歩き回っている動画を投稿し、減量のためにできることは何でもしているとしたうえで「炭水化物を控え、チョコレートや深夜のチーズもやめた。朝起きたらランニングもしている。体重も私にしてはかなり落ちて元気いっぱいだ」とアピールしました。

ジョンソン首相は去年春、新型コロナウイルスに感染し、一時、集中治療室で手当てを受けるなど病状が悪化しました。

回復後は、病状の悪化は太りすぎも一因だったとして減量に取り組んでいて、去年10月には体重がおよそ12キロ減ったと明らかにしています。

投稿の中でジョンソン首相は、減量したいと思っている人は多くいるとして、政府として対策に力を入れていくことを強調しました。