Jリーグ ネット中傷防止の啓発動画制作 全試合会場で放送

SNSなどインターネット上でのひぼう中傷が社会問題となる中、サッカー、Jリーグは元日本代表の前園真聖さんを起用した啓発動画を制作し、今シーズンの公式戦の全試合で放送することになりました。

SNSなどインターネット上でのひぼう中傷をめぐっては、去年、民放の番組に出演していたプロレスラーの木村花さんが自殺するなど社会問題化し、Jリーグでも選手やクラブに対する差別的な投稿などが相次ぎ、問題となっています。

こうした中、Jリーグは、元日本代表で解説者やタレントとして活動する前園真聖さんを起用した啓発動画を新たに制作しました。

動画には歓声が聞こえるスタジアムのコンコースに立つ前園さんがまっすぐに正面を見つめながら「匿名で見えないところから誰かをたたいたり、誰かを泣かせたり。ネットいじめはサイテーだよ。カッコ悪いよ」などと語りかける様子が収録されています。
前園さんは25年前にもいじめをテーマにしたテレビコマーシャルに出演していて「自分自身もいろんな失敗や経験をし、ことば1つに責任を感じている。25年前に違う形で社会に問題提起をし、今はスポーツ界でも社会でもネットでの誹謗中傷はすごく深刻なものがあるので、自分のことばで語りかける思いでやらせてもらった」と話しています。

この動画は、今シーズンの公式戦の全試合で会場の大型ビジョンで放送されます。