愛媛 西条 事前合宿断念のオーストリア選手に向け応援動画撮影

東京オリンピックに向けてオーストリアのホストタウンとして登録された愛媛県西条市では事前合宿による訪問を断念したスポーツクライミングの選手たちに応援の思いを届けようと、子どもたちがメッセージの撮影に臨んでいます。

西条市は、東京オリンピックのスポーツクライミングに出場予定のオーストリアのトップ選手たちを受け入れようと専用の施設を整備し、事前合宿の誘致を進めてきましたが、先月、現地から新型コロナウイルスの対策が難しいことを理由に、西条市への訪問を断念するという連絡がありました。

こうした中、市は、ホストタウンとしての応援は継続したいとして、小中学生の応援メッセージを収録し、選手たちに届ける取り組みを始めています。

このうち小松中学校では、生徒会の2年生などが体育館や教室など、撮影場所を変えながら、撮影に臨みました。

生徒たちは、競技で壁をよじ登るのに使われる滑り止めのチョークが入ったバッグを受け渡す動作をしながら、遠く離れていても日本とオーストリアをしっかりとつなげたいという思いを込めていました。

収録したメッセージは、ドイツ語の字幕をつけて、選手たちに郵送で届けられる予定です。

動画撮影に参加した2年生の矢野太朗さんは「たとえ西条には来られなくても、ぼくたちは遠くから応援していますという気持ちが届いたらうれしいです」と話していました。