宣言延長 あす政府から国会に報告受け質疑 自民と立民が合意

緊急事態宣言について、菅総理大臣が今月7日の期限を2週間程度延長する方向で検討する考えを示したことを受けて、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、5日、政府から国会に報告を受け、与野党の質疑を行うことで合意しました。

首都圏の1都3県に出している緊急事態宣言について、菅総理大臣は3日夜、今月7日の期限を2週間程度延長する方向で検討する考えを示しました。

これを受けて、自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長が国会内で会談し、5日に衆議院議院運営委員会を開いて、政府から報告を受け、与野党の質疑を行うことで合意しました。

また、政府の報告について、安住氏が重要な課題だとして菅総理大臣が行うよう求めたのに対し、森山氏は持ち帰って検討する考えを示しました。

これを受けて、衆議院議院運営委員会は理事会で、5日午後5時半から委員会を開くことを決めました。

一方、森山氏との会談で、安住氏が、衛星放送関連会社からの接待問題で懲戒処分を受けた総務省幹部らがNTTからも高額な接待を受けていたと報じられたことについて、実態を調査すべきだと指摘し、森山氏は総務省に伝えると応じました。