ドイツ コロナの営業禁止措置 延長の一方 段階的緩和計画も

ドイツのメルケル首相は、変異した新型コロナウイルスの感染が広がっているとして、小売店などの営業を禁止している措置の延長を発表した一方、地域の感染状況に応じて措置を段階的に緩和する計画を示しました。

ドイツの新型コロナウイルスの1日当たりの感染者数はピーク時からは減少し、1万人を下回る日が多くなっているものの、変異ウイルスは新規感染者の4割以上に広がり、警戒が強まっています。

メルケル首相は3日、記者会見し、今月7日までとしていた小売店の営業禁止などの措置を、原則として今月28日まで延長すると発表しました。

一方で、措置の緩和を段階的に進めていくとして、来月にかけての具体的な計画を示しました。

それによりますと、今月8日から全国の生花店や書店の営業再開を認めるほか、地域の感染状況に応じて、小売店や博物館、それに屋外でのレストランの営業や小規模なイベントの開催を徐々に認めていくとしています。

しかし、感染が再び拡大し、人口当たりの感染者数の指標が3日間連続して基準を超えた場合は、制限措置を速やかに再開するとしています。

会見でメルケル首相は「私たちはパンデミックの新たな局面の出発点にいる。慎重さを失ってはいけないが、正当な希望を持って進むことができる」と述べ、警戒を続けながら段階的に緩和を進める方針への理解を求めました。