米議会へ襲撃計画の情報 “下院が審議取りやめ”報道

アメリカでことし1月、連邦議会にトランプ前大統領の支持者らが乱入した事件を受けて警戒が続く中、議会警察は、武装組織が議会への襲撃を計画している可能性があると発表し、アメリカのメディアは議会下院が審議を取りやめると報じました。

アメリカの連邦議会の警備にあたる議会警察は3日、声明を出し「特定の武装組織が4日に議会への襲撃を計画していることを示唆する情報がある」と発表しました。

議会警察は計画の詳細は明らかにしていませんが「議員や議事堂に対する潜在的な脅威に対して備えを進めている」として、警備を強化しているとしています。

こうした情報の背景には「トランプ氏が4日に再び大統領に就任する」というデマが一部の支持者の間で広がっていることが関係しているとみられています。

アメリカの複数のメディアは、こうした状況を受けて、議会下院が4日に予定されている審議を取りやめると報じました。

連邦議会では、ことし1月に暴徒化したトランプ氏の支持者らが乱入し、警察官を含む死傷者が出ていて、首都ワシントンでは警戒が続いています。

議会では、今も警察や情報機関などの責任を追及する審議が行われているほか、独立した調査委員会の設置も決まっていて、アメリカの民主主義を象徴する連邦議会への乱入事件が社会に与えた衝撃は収まっていません。