ガンバ大阪 選手ら新型コロナ陽性でクラブ関係者全員PCR検査へ

サッカーJ1のガンバ大阪は、選手とスタッフの合わせて5人が新型コロナウイルスの検査で陽性判定となったことを受けて小野忠史社長がオンラインで会見し、4日、すべてのクラブ関係者220人を対象にPCR検査を行うことを明らかにしました。

ガンバは、3日までに選手4人とスタッフ1人の合わせて5人が新型コロナウイルスの検査で陽性判定となり、3日夜予定されていた名古屋グランパスとの試合が急きょ中止になりました。

これを受けて小野社長がオンラインで会見し、感染の広がりや濃厚接触者の範囲を特定するため、4日、下部組織の選手やスタッフも含めたすべてのクラブ関係者220人に対してPCR検査を行うことを明らかにしました。

そして検査の結果をもとに地元の保健所やJリーグなどと協議して今後の活動について判断する考えを示しました。

ガンバは次の試合が今月6日に予定されていますが、感染した5人に加えて、Jリーグが感染対策のガイドラインで独自に定める濃厚接触者の基準にさらに2人が該当しています。

ガイドラインではクラブ内でクラスターが発生したと認定された場合、活動を3週間程度停止すると定められています。

小野社長は「二重三重の確認を行っていきたい。そのうえで感染防止策を再度徹底して参ります」などと話していました。