センバツ高校野球 開会式は1日目に試合の6校だけが参加へ

今月19日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球の開会式は、新型コロナウイルスの感染対策から1日目に試合がある6校だけが参加して行われることになりました。

高野連=日本高校野球連盟などは3日、センバツ高校野球の運営委員会を開き、新型コロナウイルスの感染対策を踏まえた大会の具体的な運営方法について協議しました。

高野連などの発表によりますと、この中で、規模を縮小するとしていた開会式については1日目に試合がある6校だけが参加する形で行うことを決めました。

入場行進はあらかじめ6校が外野に整列したところから始め、1校ずつ内野に向かって行進する形をとり、甲子園球場のビジョンにほかの26校が行進する映像を流すということです。

また、閉会式も優勝や準優勝のメダルを選手一人一人にかけるのをやめ、代表者にまとめて渡すということです。

このほか、今月11日から15日にかけて、PCR検査を大会に出場する選手や関係者1080人を対象に実施し、さらに1回戦を勝ったチームには2回目の検査を原則、試合の翌日に実施するということです。

そのうえで、チーム内に感染者が出た場合は速やかに関係者を再検査し、緊急対策本部で集団感染か個別の事案かを重要視して、そのまま参加させるかどうか決めるということです。