育毛剤 “アフィリエイト”で根拠ない宣伝 通販会社に措置命令

インターネットのいわゆる「アフィリエイト広告」で「たった2か月で髪がフサフサ」などと、合理的な根拠がない宣伝をして育毛剤を販売していたのは景品表示法に違反するとして、消費者庁は東京の通信販売会社に対し、再発防止などを命じる措置命令を行いました。

処分を受けたのは、東京港区の通信販売会社「T.Sコーポレーション」です。

消費者庁によりますと、この会社はインターネットでの宣伝を別の会社などに委託する「アフィリエイト」の仕組みを使い、おととし7月や9月に「科学誌が推奨」とか「たった2か月で髪がフサフサ」などと表示したサイトを通じて、育毛剤の宣伝を行っていたということです。

消費者庁の調査で、会社側に表示の根拠について資料の提出を求めましたが、短期間で発毛効果が得られるような合理的な根拠は示されなかったということです。
消費者庁は会社が事前に広告の内容を確認していたことなどから、こうした行為は景品表示法の「優良誤認」にあたるとして、会社に対し再発防止などを命じる措置命令を行いました。

NHKの取材に対し「T.Sコーポレーション」は「広告を確認する体制が甘く、ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます。すでに体制を強化しており今後も再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。