津波の記憶を子どもたちに 小学校校長が語り伝える 岩手 宮古

東日本大震災の津波の記憶を子どもたちに伝えようと、岩手県宮古市の小学校で校長が児童たちに津波について知り、次の世代に伝えていくことの大切さを語りました。

宮古市田老地区では10年前の東日本大震災のほか、明治と昭和の2つの津波でも大きな被害が出ました。

3日、田老第一小学校では筒井裕一校長が児童たちに、これまでに地区を襲った津波の写真を見せながら被害の大きさや復興の難しさ、それに地元の地形や歴史などを知ることの必要性や、次の世代に伝えていくことの大切さなどを語りました。

そのあと児童たちは「命」や「復興」などをテーマに話を聞いて、感じたことを短冊に書き留めました。

6年生の男子児童は「命を守り復興を進めるためには、みんなで力を合わせていくことが大切だと思いました」と話していました。
筒井校長は「震災後に生まれた子どもたちが増えている中、記憶の風化を止めることが大切だと考えています。今後も毎年、続けていきたいです」と話していました。

児童たちが書いた短冊は、3月11日に行われる追悼行事で風船に取り付けて飛ばすということです。