菅首相 柏崎刈羽原発の不正入室 “不適切な事案 極めて遺憾”

東京電力 柏崎刈羽原子力発電所で社員が中央制御室に、ほかの人のIDカードを使って入った問題について、菅総理大臣は参議院予算委員会で、不適切な事案であり、極めて遺憾だとして、安全管理を徹底する考えを強調しました。

柏崎刈羽原発では去年9月、IDカードを紛失した東京電力の社員が、他の社員のIDカードをロッカーから勝手に持ち出し、中央制御室に不正に入室していたことが明らかになっています。

これについて菅総理大臣は、参議院予算委員会で「安全対策の実行は当然のことで、不適切な事案が発生したことは大変申し訳なく思う」と陳謝しました。

そのうえで「安全神話から決別しなければならない。どんな小さなことでも、安全に関することは対応しなければならず極めて遺憾だ」と述べ、安全管理を徹底する考えを強調しました。

また、東京電力の小早川社長は「地元や地域の方々をはじめ、大変ご心配をおかけし深くおわび申し上げる」と陳謝したうえで、地元への説明が、不正が判明したおよそ4か月後になったことについて、「核セキュリティーに関わることであり、再発防止策などの情報の慎重な取り扱いを念頭に置いて公表を差し控えていた経緯がある。今後、公表の在り方を含め、しっかりと改善したい」と述べました。