運送会社の社員寮に発砲 かつては暴力団事務所 兵庫 西宮

兵庫県西宮市の運送会社の社員寮で、銃弾のようなものが撃ち込まれているのが見つかりました。警察によりますと、この建物はかつて神戸山口組系の暴力団の事務所として使われていたということで、山口組の分裂をめぐって相次いでいる発砲事件との関連を調べています。

3日午前2時すぎ、西宮市久保町にある運送会社の社員寮で「『パーン』という大きな音が4回ほど聞こえた」と近所の人から110番通報がありました。

警察が調べたところ、2階建ての建物の1階のシャッターに、へこんだ痕が4か所確認され、その近くに銃弾のようなものが4つ落ちているのが見つかりました。

1階は駐車場で、2階の居住スペースには数人がいたということですが、けが人はいませんでした。

警察によりますと、この建物は10年ほど前まで現在の神戸山口組系の暴力団が事務所として使っていたということですが、現在、所有している運送会社は暴力団とは関係がないということです。

警察は発砲事件とみて捜査するとともに、山口組の分裂をめぐる対立抗争の激化で兵庫県内で相次いでいる発砲事件との関連についても調べています。

近所の住民は…

発砲音を聞いたという近くに住む70代の男性は「寝ていたらパーンという音が聞こえました。一緒に寝ていた妻は3発くらい音が聞こえたと言っていました。この付近は交通量が多いので、車がパンクした音とか思ってそのまま寝てしまいましたが、けさのニュースで発砲があったと聞いて驚きました。怖いです」と話していました。

現場近くに住む40代の男性は「こういう事件が起きると不安になります。なぜ起きたのか、早くはっきりしたらなと思います」と話していました。