“軍に解任”ミャンマー国連大使 国連に「大使認めて」と書簡

ミャンマーのクーデターへの発言をめぐり、軍に解任されたと伝えられたミャンマーの国連大使が、軍には解任の権限はないとして、国連に対して自身を引き続き大使と認めるよう求める書簡を送りました。

ミャンマーのクーデターの前に国連大使に任命されたチョー・モー・トゥン氏は、先月開かれた国連総会の会合で、クーデターを起こした軍を非難したうえで、必要なすべての措置をとるよう国際社会に強く訴えました。

その後、ミャンマーの国営テレビは、軍がチョー・モー・トゥン氏を「裏切り者だ」などとして解任したと伝えました。

これに関連して国連の報道官は、ミャンマー外務省から現在の次席大使を代理大使にするという通知を受けたことを明らかにしました。

これに対してチョー・モー・トゥン氏は1日付けで国連に書簡を送り、クーデターは違法で軍には大使を解任する権限はないと主張しました。

そのうえで国連に対して、自身を引き続きミャンマーの国連大使と認めるよう求めています。

一方、アメリカ国務省のプライス報道官は2日の記者会見で、大使は現在もその職にとどまっているという認識を示したうえで「大使が国連総会で示した勇気を皆、称賛している。われわれはミャンマー国民の側に立つ」と述べました。