巨人の長嶋終身名誉監督が選手を激励

プロ野球 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が2日、東京ドームで行われたチームの練習に訪れ、選手たちを激励しました。

巨人は2月28日、1か月続いたキャンプを沖縄で打ち上げ、2日は本拠地の東京ドームで3日から始まるオープン戦を前に練習を行いました。

グラウンドには先月20日に85歳となった長嶋さんが訪れ、練習の前には「選手の皆さん、ご苦労様です。ことしはいいね。勝つ!勝つ!勝つ!」と激励しました。

このあと長嶋さんはおよそ2時間半、原辰徳監督とともにいすに座って練習の様子を見守りました。

このうちバッティング練習では長嶋さんと同じように4番を任され、サードを守る24歳の岡本和真選手に軸足への体重の残し方を指導しました。

またドラフト5位で入団した18歳のルーキーで身長が2メートルある秋広優人選手には、自身が指導した松井秀喜さんの名前を出し「松井のほうが体はできていたが、プレーそのものは劣っていない」などと声をかけたということです。

長嶋さんが東京ドームを訪れたのは、阿部慎之助2軍監督の引退試合が行われたおととしの9月27日以来です。

原監督は「長嶋さんは昔と変わらず、厳しい野球人の目線で練習を見られていた。『勝つ!勝つ!勝つ!』と言われ、選手たちも引き締まったのではないか」と話していました。

また指導を受けた秋広選手は「長嶋さんは伝統ある球団の伝説の選手という印象だ。『いろいろ大変なこともあるが頑張って』と言われた。体作りを頑張りたい」と話していました。

長嶋茂雄終身名誉監督の最近の動向

長嶋茂雄終身名誉監督が東京ドームを訪れたのは、おととしの9月27日に行われた阿部慎之助2軍監督の引退試合以来です。

また公の場に姿を見せたのは、去年の1月21日に東京都内で行われた金田正一さんをしのぶ会以来です。

去年はその後、7月4日に原辰徳監督が巨人の監督としての通算勝利数を1034勝とし、長嶋さんの記録に並んだことを受けて「私は65歳までジャイアンツの監督をやらせてもらいましたから、原監督の61歳はまだまだ若い。未来永劫ジャイアンツの地盤がしっかりと固まるまでチームをけん引してもらいたいと思います」と球団を通じてコメントを出しました。

そして9月11日に原監督が巨人の監督として歴代トップの1067勝をあげた時には球団を通じてビデオメッセージを寄せ「原監督、おめでとう」と祝福しました。

また10月30日に巨人がセ・リーグ連覇を達成した際にも「このたびの連覇で確信した。まずは5連覇、10連覇でいこう、と。原監督、よくやってくれた」などとコメントを出しました。

しかしことしの春のキャンプには訪れず、ここ数年、恒例となっていた選手への激励のメッセージもありませんでした。