新年度予算案 きょう衆院通過へ 年度内成立確実の見通し

新年度予算案は2日、衆議院予算委員会に続いて衆議院本会議でも採決が行われ、与党側の賛成多数で可決されて参議院に送られる運びで、憲法の規定により、年度内の成立が確実になる見通しです。

一般会計の総額が過去最大の106兆円余りとなる新年度・令和3年度予算案を審議している衆議院予算委員会では2日、菅総理大臣とすべての閣僚が出席して、締めくくりの質疑と採決が行われます。

野党側は、長期化する新型コロナウイルスの影響への対策が不十分だとして、予算の組み替えを求める動議を提出するとしていますが、与党側は、感染対策や経済の立て直しには切れ目のない予算執行が必要だとして、動議を否決したうえで、予算案を賛成多数で可決する方針です。

予算案は、午後の衆議院本会議で直ちに採決され参議院に送られる運びで、憲法の規定により、衆議院を通過して30日たてば参議院で採決が行われなくても自然成立するため、年度内の成立が確実になる見通しです。

一方、衛星放送関連会社「東北新社」に勤める菅総理大臣の長男などから接待を受けていた山田真貴子・内閣広報官が1日、辞職しました。

与党内では「体調が理由であり、今後の政権運営への影響は限定的だ」という見方が大勢ですが、「政権の対応が後手に回ったという印象は拭えない」という声もあり、政府は、できるだけ早く山田氏の後任を決めて事態の収拾を図りたい考えです。

これに対し野党側は「問題の幕引きは許されない」として、接待問題の真相究明を求め追及を続けていく方針です。