サッカー 現役最年長 カズ 震災10年を前に被災地への思い語る

サッカーJリーグ、現役最年長の”カズ”、三浦知良選手が東日本大震災の発生からまもなく10年となるのを前にオンライン取材で、「今は現地で触れ合うことはできないが、コロナが収まったらまたみんなでサッカーがしたい」と被災地への思いを語りました。

先月54歳になったJリーグ現役最年長の三浦選手は、東日本大震災の発生の18日後に大阪で行われた被災地への支援を目的としたチャリティーマッチで、Jリーグの選抜メンバーとして日本代表と対戦し、後半37分にゴールを決め日本中を沸かせました。

その後も、被災地の子どもたちを元気づけようと現地を訪れて、自身の経験や夢を語ったり一緒にサッカーをしたりする特別授業を定期的に行うなど、継続して被災地と関わり続けています。

1日は、震災の発生からまもなく10年となることからオンライン取材に応じました。

この中で三浦選手は「現在のコロナ禍もそうだが、震災のときもスポーツは娯楽の一つで積極的に活動できない面があった。それでも10年前のチャリティーマッチでのゴールは被災地の方も本当に喜んでくれて、自分にとってもプレーする価値や喜びを身をもって教わった、ものすごく大きな1点で、自分自身の価値観を変えさせられる出来事だった」と振り返りました。

そのうえで、「被災地の方々はいろんな苦労があって長い10年だったのではないかと思う。今は現地で触れ合うことはできないが、コロナが収まったら、またみんなでサッカーがしたい。人間は痛みや苦しみをずっと持ち続けてはいけないと思うが、3月11日が来るたびにあの痛みを思い出して、また違ったことが起こったときにもみんなで助け合えることが大事だと思う」と話していました。