南スーダンの陸上選手 パラ日本選手権に特例で出場認められる

この夏の東京パラリンピックを目指し、前橋市で長期合宿を行っている南スーダンの陸上選手が、3月、都内で行われるパラ陸上の日本選手権に特例で出場が認められることになりました。

右腕に障害がある陸上のクティヤン・マイケル・マチーク・ティン選手(30)は、母国の南スーダンが内戦の影響で練習環境が十分でないため、ホストタウンの前橋市でおととしから長期合宿を行い、東京パラリンピック出場を目指しています。

しかし、新型コロナウイルスの影響で国際大会の中止が相次ぎ、大会出場の機会が失われているため、3月20日から都内で行われるパラ陸上の日本選手権に特例で出場が認められることになりました。

マイケル選手は100mと200mに出場してほかの日本選手と一緒に走り、タイムは公認記録として認められるということです。

また、前橋市に滞在しながら東京オリンピックを目指している南スーダンの陸上選手3人も国内トップレベルの大会に出場できるよう、調整が進められているということです。

マイケル選手は「競技人生で初めてパラ選手の大会に参加できてとても光栄です。自分の持てる力をすべて発揮して全力を尽くします」とコメントしています。