みずほ銀行ATM システム障害すべて解消 頭取が会見で陳謝

システム障害によって2月28日、全国各地のATM=現金自動預け払い機の利用ができなくなった「みずほ銀行」は、全国に設置しているすべてのATMが3月1日午後3時までに正常に稼働したことを明らかにしました。これで、今回のシステム障害は解消したとしています。

みずほ銀行では28日、全国各地のATMが利用できなくなるシステム障害が発生し、その規模は28日夜の時点で全体の半数以上に当たる2956台に上りました。

復旧作業は28日夜のうちに終わり、全国の店舗に加えて、商業施設など銀行の店舗の外のATMも順次稼働させていましたが、銀行は1日午後3時までにすべて正常に稼働したことを明らかにしました。

これで、今回のシステム障害は解消したとしています。

銀行は引き続き、ATMに取り込まれた預金通帳やキャッシュカードの返却を進めるほか、システム障害の影響でコンビニなどのATMを使った客には、今後手数料分を返金することにしています。

みずほ銀行 藤原頭取 会見で陳謝

「みずほ銀行」の藤原弘治頭取は記者会見し「システムトラブルを起こし、ATM取り引きでもお客様への対応が不十分で、長い時間お待ちいただく形になった。大変ご不便をおかけいたしました。今回の事態を重く受け止め、再発防止の徹底に全力を尽くしていきたい。深くおわび申し上げる」と述べ陳謝しました。
また、「みずほ銀行」が、過去2度にわたって大規模なシステム障害を起こし、おととし、基幹システムを刷新したにもかかわらず再びシステム障害を起こしたことについて、藤原頭取は記者会見で、「過去に大規模な障害があったことから安全で確実なシステムの構築、運用第一としてこれまで取り組んできたが、再びシステム障害を起こしてしまった。データ移行時の想定の甘さに起因するもので、システムの運用面におけるみずほ固有の要因がないか、点検をしていきたい」と述べました。
そして、システム障害によってATMからキャッシュカードや通帳が引き出せなくなった利用者から「対応が遅い」などという批判が出ていることについて、藤原頭取は、記者会見で「2月末の大変寒い中、ATMに来てくださったにもかかわらず取り引きができず、また、なかなか電話がつながらないなど、大変なご迷惑をおかけした」と述べました。

そのうえで、「通帳やキャッシュカードの返却はまだ途上だ。また、他行のATMを利用いただいた際に発生した手数料についても全額負担をするが順次、対応を進めている」と述べました。