プロ野球 ヤクルトがキャンプ終了 開幕投手は小川を指名

プロ野球・ヤクルトは28日で沖縄でのキャンプを打ち上げ、高津臣吾監督は今シーズンの開幕投手に去年、ノーヒットノーランを達成した小川泰弘投手を指名しました。

ヤクルトは28日が沖縄県浦添市で1か月にわたったキャンプの最終日で、練習試合のあと選手や首脳陣がマウンドを中心にして円陣を組みました。

この中で高津監督が「1年間を通して全員で競争して、1点を奪いにいく1点を守り抜くことを継続してやっていこう」と、今シーズンのチームのテーマを改めて選手たちに示しました。

そして小川投手の名前を呼び「開幕頼みます。頑張ってください」と話して開幕投手に指名しました。

これを受けて円陣の中央に出た小川投手は「1人1人が変化を恐れずチャレンジを続けていけば必ずスワローズは大きく成長していくと思う。必ず優勝しましょう」と決意を述べて手締めを行い、キャンプを打ち上げました。

プロ9年目、30歳の小川投手は昨シーズン、ノーヒットノーランを達成するなど5年ぶりのふた桁勝利となるチームトップの10勝を挙げ、オフには国内に限ったFA=フリーエージェントの権利を行使しましたが、新たに4年契約を結んで残留しました。

開幕投手を務めるのは2年ぶり5回目です。

小川投手は「しっかり1年間、ローテーションを外れずに投手陣を引っ張っていけるように、戦っていきたい」と話していました。

高津監督は「開幕投手やエースと呼ばれるピッチャーは1年間ローテーションを守ってたくさんのイニングを投げて、勝ち越すことが絶対条件。1年のいいスタートを切りたいので、勝つピッチングを期待している」と話していました。

ドラフト1位ルーキー木澤 練習試合登板も2回3失点

プロ野球・ヤクルトのドラフト1位ルーキー、木澤尚文投手が阪神との練習試合に先発しましたが、2回3失点でコントロールに課題を残しました。

ヤクルトは沖縄県浦添市でのキャンプ最終日の28日阪神と練習試合を行い、慶応大からドラフト1位で入団した木澤投手が開幕ローテーション入りを目指し実戦2試合目となる先発のマウンドに上がりました。

木澤投手は1回の立ち上がりからストレートのコントロールが乱れて連続でフォアボールを与え、さらにヒット4本を打たれて3点を失いました。

ストレートは最速151キロをマークするなど力強さを見せましたが、ボールが先行してカウントを悪くする場面が続き、2回で54球を費やしてヒット5本、フォアボール4つ、3失点と課題を残しました。

そして2人目には東北福祉大からドラフト2位で入団した左投げの山野太一投手が実戦2試合目のマウンドに上がりました。

山野投手はストレートの球速が140キロ台前半ながら変化球で緩急をつけた冷静なピッチングで、3回をヒット3本、三振3つ、1失点にまとめました。

山野投手は「2試合目なので落ち着いていたし、キャッチャーとコミュニケーションをとりながらやれた。内容はよかったが、まだしっくり来ていないボールもあった」と話していました。

高津臣吾監督はルーキー2人について「2人ともいいところも悪いところも出た。きょうはまだ結果を重視していないが、次回は開幕が迫った3月の試合になるので、結果を気にしながらになる」と話し、引き続き1軍のオープン戦で登板させる考えを示しました。