みずほ銀行 ATM障害は全国規模か “徐々に復旧進んでいる”

みずほ銀行の一部のATM=現金自動預け払い機でシステムの不具合が起き、預金の引き出しなどの取り引きができなくなりました。28日夜の時点で全国にあるATMのおよそ半数が利用できなくなったということですが、徐々に復旧が進んでいるとしています。

28日午前中から、みずほ銀行の一部のATMが正常に稼働せず、預金の引き出しなどの取り引きができなくなりました。

利用者のなかにはキャッシュカードや通帳がATMから取り出せなくなった人もいて、一部の店舗では営業が終わる午後9時まで不具合が続いたということです。

銀行によりますと、影響は全国に及び28日午後7時40分の時点で全国にあるATMの54%余りにあたる2956台が利用ができなくなったということです。

原因については、28日定期預金口座の取り引きのデータを更新する作業を行った際に、システムに不具合が起きたためだとしています。

銀行によりますと、ATMの不具合は徐々に解消していて、1日午前7時から通常どおり利用できるよう作業を急いでいます。

一方、イオン銀行やコンビニのATMには、不具合は確認されなかったとしていて、みずほ銀行以外のATMを利用してかかった手数料については、後日、返金するとしています。

みずほ銀行は2002年と2011年の過去に2度、大規模なシステム障害を起こしていて、おととし(2019年)には基幹となるシステムを刷新しています。

銀行は、「ご不便をおかけしおわび申し上げます。キャッシュカードや通帳が取り込まれた場合、後日、ご連絡、ご返却をいたします」としています。

「お取り扱いできなくなりました」

東京・渋谷にあるみずほ銀行の支店では、ATMの画面に「お取り扱いできなくなりました」と表示され、預金の引き出しなどに訪れた利用者が困惑する様子も見られました。

中には、操作している最中にATMが止まってキャッシュカードや通帳が取り出せなくなった利用者もいて、備え付けの電話で担当者に連絡を試みるなどしていました。

通帳の記入に訪れたという50代の女性は「昼ごろに記帳をしようと思ったらATMから通帳が戻ってこなくなり、もう2時間近く待たされています。日曜日のせいか店舗に行員もいないのでなんの説明もなく、困っています。早く復旧してほしい」と話していました。

また、預金の引き出しに訪れたという30代の男性は「ATMが使えなかったので、引き返さざるを得なくなりました。現金が引き出せなくなると日々の生活にも困るので、ほかの手段を考えたい」と話していました。