サッカーJ1 第1節 試合結果

26日開幕したサッカーJ1は27日、第1節の8試合が行われました。

▽北海道コンサドーレ札幌対横浜FCは、コンサドーレが5対1で快勝しました。コンサドーレは駒井善成選手のゴールなどで、開始4分までに2点をあげ、その後も得点を重ねました。

▽浦和レッズ対FC東京は、1対1で引き分けました。レッズは、39歳の阿部勇樹選手が後半29分に先制のゴールをあげました。

▽サンフレッチェ広島対ベガルタ仙台は、1対1で引き分けました。前半に退場者を出したベガルタは、試合終了間際のゴールで同点に追いつきました。

▽大分トリニータ対7年ぶりにJ1に復帰した徳島ヴォルティスは、1対1で引き分けました。

▽鹿島アントラーズ対清水エスパルスは、エスパルスが3対1で勝ちました。エスパルスは、先制された直後の後半33分から立て続けに3点をあげ、逆転勝ちしました。

▽湘南ベルマーレ対サガン鳥栖は、サガンが1対0で勝ちました。サガンは、後半35分にビデオ判定で得たペナルティキックを林大地選手が決めました。

▽セレッソ大阪対柏レイソルは、セレッソが2対0で勝ちました。15年ぶりにセレッソに復帰した元日本代表フォワードの大久保嘉人選手が前半42分に先制ゴールをあげ自身が持つJ1通算最多得点記録を186点に伸ばしました。

▽ヴィッセル神戸対昨シーズン2位のガンバ大阪は、ヴィッセルが1対0で勝ちました。

28日は1試合が行われ、J1に復帰したアビスパ福岡と名古屋グランパスが対戦します。

セレッソ大阪・大久保選手 “覚悟”のゴール

サッカーJ1で、歴代最多得点をあげている大久保嘉人選手が、15年ぶりに復帰したセレッソ大阪で迎えた開幕戦でゴールを決めました。

38歳になって、Jリーガーとしてのスタートを切ったチームでの再出発。強い覚悟が凝縮されたゴールでした。

大久保選手は2001年に長崎の強豪、国見高校からセレッソ大阪に入り、Jリーガーとしてのキャリアをスタートさせました。一瞬のスピードと卓越したゴールへの嗅覚を持ち味に頭角を現し、日本代表でワールドカップに2回選出。川崎フロンターレに所属していた2013年からは3年連続で得点王に輝きました。

しかし去年は、J2の東京ヴェルディで初めて得点できないままシーズンを終えました。

そうしたなか「もう一花咲かせたい」と自身の原点とも言えるセレッソへの移籍を決めました。

しかし、開幕戦までの道のりは平たんではありませんでした。宮崎市で行われたキャンプでは、一度も主力組でトレーニングを行うことはありませんでした。

大久保選手も開幕に向けては「ベンチに入れればいいかなくらいに思っていた」と振り返ります。状況が変わったのは開幕の直前でした。

大久保選手は「3日くらい前の練習で急に主力組に入るよう言われた」と話しました。そして、驚くと同時に「ここで結果を残さないと後がない」と強い覚悟を持ちました。

その覚悟は、プレーに現れました。前半からミドルシュートで積極的にゴールをねらい味方への絶妙のラストパスで存在感を示しました。さらに得意とするディフェンダーの背後へ抜け出す鋭い動きで、相手選手の退場につながるファウルを誘いました。

そして、前半42分、右サイドからのクロスボールをねらい澄ましたように頭で流し込んで、先制のゴールを決めました。

大久保選手は「得点の前にもいい形で抜け出したり点が入ったりしそうな感覚があった。このチームでは、みんな意識して自分のことを見てくれているし 単純だけどいいボールを入れてくれてリズムを作ってくれるのですごくやりやすかった」と振り返りました。

セレッソに移籍が決まったときには「現役最後はセレッソで」などと引退を示唆するようなことばも口にしていましたが、27日の試合後には「必ず結果を出したいという思いで入っていた。周りがなんと言おうとボールに触れれば、ゴール前にボールが来れば、点を取れる自信はまだまだある」と力強く話し、復活への自信を取り戻した様子でした。

27日のゴールでJ1通算186点となり節目の200点も見えています。ストライカー「大久保嘉人」の物語はまだまだ続きます。